確定申告にはなにが必要なの?
こんな疑問にお答えします。
確定申告は人によって
必要なものが変わってきます。
ここでは、
- フリーランス
- 青色申告の人
この2つに当てはまる人向けに
解説します。
フリーランス・青色申告の人が
確定申告に必要なものは以下の3つです。
- 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
- 印鑑(銀行の印鑑も必要)
- 青色申告決算書
確定申告書を郵送で提出する人は
これがあればOKです。
電子申告をする人はこちらに加えて、
以下のものが必要になります。
- ICカードリーダー
- or
- 利用者識別番号等
今回の記事では、
こちらの確定申告に必要なものについて
くわしく解説していきます。
1.本人確認書類
本人確認書類は「マイナンバーカード」がおすすめです。
郵送の場合、
確定申告書に本人確認書類を添付します。
マイナンバーカードの場合→マイナンバーカード1枚でOK
運転免許証等の場合→マイナンバーが確認できる書類+身分証明書の2点が必要
くわしい説明はこちらをご覧ください。
電子申告の場合も、
マイナンバーカードならば、ICカードリーダーに
マイナンバーを読み込ませることができます。
所得の手間はかかりますが、
後々の手続きが楽になりますので、
マイナンバーカードは持っておくことを
おすすめします。
確定申告までにマイナンバーカードの申請が
間に合わないという人も、
郵送で確定申告はおこなえますので、
安心してください。
2.印鑑
申告書に印鑑を押すのに必要です。
また人によっては、
税金が戻ってくることもあります。
これを還付とよびます。
還付の場合の振込先として、
銀行口座を申告するときは、
銀行印も必要となります。
印鑑、はやく無くなってほしい、、、
3.青色申告決算書
青色申告で確定申告をおこなうには、
青色申告決算書が必要です。
これは損益計算書、
貸借対照表とよばれるものが必要です。
この2つは別の記事で
くわしく解説します。
よく意味がわからない人も、
会計ソフトを使えば
この2つは問題なく作成できます。
お使いの会計ソフトを確認してみましょう。
4.ICカードリーダー or 利用者識別番号等
ICカードリーダーは
マイナンバーカードの情報を
読み込むために必要です。
マイナンバーカードを使って、
電子申告を行う人は
必要になります。
市販のものでマイナンバーカードの
読み込みに対応しているものを選びましょう。
利用者識別番号等は、
マイナンバーカードの代わりに
フリーランスの確認方法として使います。
利用者識別番号の取得方法は
国税庁のHPに説明があります。
マイナンバーに比べて、
手間はかかりますが、
こちらの方法は1点利点があります。
税理士に確定申告を依頼するときに、
利用者識別番号を伝えれば、
税理士が電子申告をしてくれます。
マイナンバーカードを税理士に渡すのは、
心配も不便さもあります。
将来的に事業を大きくして、
税理士に依頼するケースがでてくるので、
番号を取得しておいて損はありません。
まとめ
今回ご紹介したのは、
ほとんどの人に必要なものです。
実際に確定申告をする際には、
ひとり一人で必要なものがあります。
特に「控除」に関わる書類は
千差万別です。
次回は「控除」についての解説と、
必要なものについても
解説していきます。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。